夏服をおうちで保管する時に確認したい4つのポイント

夏の終わりが近づき、朝晩など肌寒くなってきたら衣替えのタイミングですね。
夏服を翌春に出してみると黄ばんでしまっていた…そんな経験はありませんか?
薄い素材の多い夏服はシワにもなりやすいため、「取り出したらすぐ着られる状態ではなかった…」ということも多いかと思います。
そこで、来年も気持ちよく着られるよう、夏服をおうちで保管するポイントをご紹介します。
ぜひ、衣替え前に参考にしてみてください。
目次
夏服をおうちで保管する方法。ポイントは4つ
衣替えで大切なことは、しっかりお手入れをしてキレイに保管することです。ここでは4つのポイントでまとめ解説していきます。
【ポイント1】保管する前に必ず洗濯を
保管していた衣類を出したときに多いトラブルは、黄ばみ汚れではないでしょうか。去年買ったお気に入りの夏服が黄ばんでいたらショックですよね。
黄ばみの原因は、通常の洗濯で取り除けなかった汗や皮脂汚れです。衣類に残ってしまった汗や皮脂は時間が経つと酸化し、黄ばみへと変化します。
夏場は汗をかく機会が多いため、一度でも着た服は必ず洗濯をして収納しましょう。
【ポイント2】アイロンをかける
薄い素材の多い夏服は、シワになりやすいのも特徴です。
アイロンがかけられる衣類は、収めてしまう前にしっかりとアイロンをかけてシワを伸ばしておきましょう。知らないうちについてしまっていた害虫の卵なども、アイロンの高熱で駆除できるため一石二鳥です。
【ポイント3】シワにならない収納方法
アイロンをかけたら、シワになりにくいたたみ方をすることも大切です。たたむ時は適宜手アイロンでシワを伸ばし、たたみジワを減らしましょう。
トップスの袖は肩の縫い目に沿って折りたたむなどの工夫も効果があります。
また、衣類を重ねて収納すると重みでシワもつきやすくなるので、立てて収納する方法もおすすめです。
この方法なら、シワがつきにくいだけでなく、見つけやすさもアップし見栄えもキレイになります。
シワになりやすいシルク製品などの衣類は、たたまずにハンガーにかけた保管方法が良いでしょう。
クリーニング店のフィルムカバーに入っている場合はカビの原因となるため必ずはずし、不織布などのカバーをして大切に保管してください。
【ポイント4】防虫剤を正しく使う
害虫から衣類を守ってくれる防虫剤ですが、正しい使い方をしないと十分な効果が得られません。
防虫剤の成分は空気より重く作られています。したがって、上から下へ成分が広がるため、衣類の一番上に置くのが効果的です。
密閉した場所で使用すること、成分が広がりやすいよう収納スペースにゆとりがあることも大切です。有効期限は6カ月や12カ月のものが多いので、期限切れとなっていないかもチェックしておきましょう。
おうちで夏服を保管するメリットとデメリット
最近はクリーニング後そのまま衣類を保管してくれるクリーニング店や、箱に詰めて送るだけで対応してくれる衣類保管サービスなどもあります。
便利そうだと思う反面、コスト面など気になる点は多いです。ここでは自宅で夏服を保管するメリットと、デメリットについて解説していきます。
【メリット①】着たい時にいつでも取り出せる
自宅で保管するメリットは、着たい時にいつでも取り出せることが挙げられます。保管サービスにお願いする時は長期で利用することも多いので、預けたことを忘れてしまっていたということも起こりがちです。
預けている衣類が必要になった場合は、余裕を持った返却依頼をしましょう。全て自宅で保管していれば、いつでも着られるという安心感があるのもメリットのひとつですね。
【メリット②】コストがほとんどかからない
自宅での保管は、防虫剤や不織布などのカバーを購入するだけで、その他のコストはほとんどかかりません。
自宅でも正しく管理、保管ができていれば、虫食いなどのトラブルも避けられるため、ランニングコストが気になる方は、自宅保管がおすすめです。
【デメリット①】保管前のお手入れの手間がかかる
クリーニング店では洗濯からアイロンまで保管前のお手入れを全てお任せできますが、自宅では自分で行う必要があります。
衣替え時のお手入れに時間がかかることがデメリットと言えるでしょう。汗や皮脂の付着が多い夏服の洗濯は、保管前のとても重要な工程です。
お気に入りの夏服を黄ばませることなく保管できるかどうかは、保管前のお手入れにかかっています。
【デメリット②】広い収納スペースが必要
自宅で衣類を保管するためには、広い収納スペースが必要です。自宅では収納できるスペースは限られてくるため、収納場所がないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、スペースがないからといって、衣服をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、防虫剤の効果が減ってしまいます。その結果、湿気もたまりやすく、カビや臭いの原因になる場合も。
時々クローゼットを開けて風を通したり、湿気の多い日は除湿機をかけたりなど、収納スペースの定期的なお手入れも必要です。
夏服の保管とクリーニングはフランス屋へ!
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夏服のお手入れや保管に、ぜひ「フランス屋」の宅配クリーニング+保管サービスをご利用ください。
まとめ
ここでは夏服をおうちで保管する時のポイントや、メリット、デメリットを紹介しました。
夏服を来シーズンまでキレイに保管するコツを掴んでいただけたでしょうか?
自宅でのお手入れや保管に不安のある方は、プロにお任せできるクリーニングや保管サービスの利用がおすすめです。来シーズンもお気に入りの夏服を着てお出かけできるよう、自分に合った方法で大切な衣類を守りましょう。
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監修者情報
本記事は、クリーニング専門店「フランス屋」のコラム編集部監修のもと執筆されています。長年のクリーニング経験を生かし、正確で実践的な情報を提供しています。
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