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【新洗濯表示の一覧表】基本記号を覚えればわかりやすい!洗濯表示の意味をご紹介

【新洗濯表示の一覧表】基本記号を覚えればわかりやすい!洗濯表示の意味をご紹介

衣類のタグなどについている洗濯表示

誰が見ても衣類に合った洗濯の仕方がわかるように作られた衣類の取扱説明書です。

一目で理解できるようになれば、洗濯やクリーニングに出す時はもちろん、お手入れ方法を確認してから衣類を買いたい時にも役立ちます。

この記事では、知っておくとなにかと便利な、洗濯表示の意味をご紹介します。

衣類を状態良く長持ちさせたいという方はぜひチェックしてください。

洗濯表示からわかること

洗濯表示には、衣類の性質に合った正しい扱い方が示されています。

衣類は生地の性質によって、それぞれ異なる洗濯方法乾かし方、洗濯後のお手入れの仕方があり、洗濯表示はそれらを一目見て分かるように作られています。

熱に弱い、シワになりやすいなどの衣類の特徴に合わせて、洗濯機を使用できるか干し方アイロンのかけ方に至るまで、洗濯表示から読み取ることが可能です。

洗濯表示はどんな時に確認する?

洗濯表示はどんな時に確認する?
洗濯表示はいつ確認するのがいいのでしょうか。

衣類を購入後、初めて洗う前に、なんとなく見るという方もいるかもしれません。

確認するタイミングとしておすすめなのは、衣類を購入する時と洗濯する前です。

お店やネット通販で衣類を購入する時は、サイズや色などの他に洗濯表示も確認しましょう。

自宅で洗濯できるのか、クリーニングが必要か、購入前に判断することも大切です。

また、洗濯する前に確認することで、その衣類に適した方法でお手入れすることができます。

洗濯機で洗えるか、手洗いするべきか、クリーニングに出すべきかをチェックし、洗濯機のコース洗剤は何を使うべきかを判断します。

干す時の注意点や乾燥機が使用できるかも確認しましょう。

適切なアイロンの温度や、そもそもアイロンを使用して良いかをチェックすることも大切です。

衣類を適切な方法でお手入れするために、衣類を購入する時と洗濯する前に洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示は2016年12月1日から新しくなった

洗濯表示は2016年12月1日から新しくなった(引用元:新しい洗濯表示|消費者庁https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161111_0001.pdf

洗濯表示は2016年12月1日に、日本独自の基準を使ったものから海外で広く使われている表示に見直されています。

以前は、6分類22種類あった洗濯表示ですが、新しい洗濯表示では7分類41種類とマークが倍近く増え、よりきめ細かい内容に変わっています。

たくさんあって難しいと感じるかもしれませんが、次項でご紹介する洗濯表示の構成を知ると覚えやすくなりますよ。

ぜひチェックしてください。

※2024年8月20日に洗濯表示の一部が改定されました
洗濯表示改定
(引用元:新しい洗濯表示リーフレット|消費者庁https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/assets/representation_cms219_240820_13.pdf
今回の改定で洗濯表示では7分類43種類となりました。

新洗濯表示の記号の意味

新洗濯表示の記号の意味
(引用元:消費者庁ポスターhttps://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf_data/hyouji_poster.pdf
洗濯表示は以下のように構成されています。

「5つの基本記号付加記号・数字」

洗い方や乾燥の仕方などを表す5つの基本記号またはに強弱や温度などを表す付加記号と数字がつくことで、詳しい洗濯方法が示されています。

では、5つの基本記号の内容について見ていきましょう。

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洗濯のしかた

洗濯のしかた
5つの基本記号の1つ目、洗濯桶の記号は洗濯のしかた(家庭洗濯)の指示を表しています。

  • 洗濯桶の中の数字:液温の限度
  • 洗濯桶の下の「―」:洗い方の強弱(「がない場合は通常の強さでの洗濯、「の数が増えるほど弱い力で洗濯する必要がある)
  • 洗濯桶の中に手のマーク:手洗い
  • 「×」の表示があるもの:家庭での洗濯禁止

例えば、洗濯桶の中に40と書かれ、下に2本の線があれば、40℃以下で洗うことができ、洗濯機で非常に弱い力で洗うことを示します。

表示している数字を超えない温度で洗うこと、強弱のマークによって洗濯機の洗い方のコースを選ぶことを意識しましょう。

漂白のしかた

漂白のしかた
2つ目、三角形「△」の記号は漂白のしかたに関する指示です。

付加記号により、漂白剤使用の可否や、漂白剤の種類は何が適しているかが分かります。
色柄物を漂白する時、確認しておきたい記号です。

  • 三角形:酸素系塩素系ともに漂白剤の使用OK
  • 三角形の中に二重線:酸素系漂白剤は使用OK、塩素系漂白剤は使用禁止
  • 「×」の表示があるもの:酸素系塩素系ともに漂白剤は使用禁止

汚れをしっかり落としたい時に使う漂白剤ですが、これらの洗濯表示を守って衣類を傷めないようにしましょう。

乾燥のしかた

乾燥のしかた
3つ目の四角形「□」は、乾燥のしかたに関する記号です。

四角の中に円形「〇」が入っているものは洗濯・乾燥一体型の洗濯機ドラム式洗濯機でのタンブル乾燥を表し、付加記号によって排気温度の上限が分かります。

  • 円形の中に「・」:排気温度の上限60℃タンブル乾燥OK
  • 円形の中に「・・」:排気温度の上限80℃タンブル乾燥OK
  • 「×」の表示があるもの:タンブル乾燥禁止

マークの「・」の数によってヒーターの強弱を設定しましょう。

タンブル乾燥禁止のものは自然乾燥となります。

ヒーターの強弱

四角の中に縦線「|」・横線「―」・斜め線「/」が入っているものは自然乾燥を表しています。

  • 縦線「|」:ハンガーやピンチハンガーを使用したつり干しが良い
  • 縦線「||」:脱水したり絞ったりせずにハンガーなどを使うぬれつり干しが良い
  • 横線「―」:平らな場所で広げて衣類を干す、平干しが良い
  • 横線「=」:脱水したり絞ったりしないぬれ平干しが良い
  • 斜め線「/」:日陰で干す

例えば、縦線「|」の上に斜め線「/」が書かれたマークは、日陰でのつり干しをすると良いことを意味します。

アイロンのかけかた

アイロンのかけかた
4つ目のアイロンの記号は、アイロンのかけかたに関する記号です。

付加記号によって、アイロン使用の可否や、アイロン使用時の適温が示されます。

熱に弱い性質の生地もあるため、確認しておきたい記号です。

  • アイロンの中に「・」:底面温度の上限110℃低温)でスチームなしでアイロン仕上げ可能
  • アイロンの中に「・・」:底面温度の上限150℃中温)でアイロン仕上げ可能
  • アイロンの中に「・・・」:底面温度の上限200℃高温)でアイロン仕上げ可能
  • アイロンに「×」の表示があるもの:アイロン仕上げ禁止
  • アイロンの下に「×」の表示があるもの:底面温度の上限120℃、スチームなしでアイロン仕上げ可能

スチームやその他注意事項に関しては、付記用語で確認できます。
付記用語とは、タグに記載されている「スチームアイロンを浮かしながら整形してください」などの文言です。

アイロンをかける時は温度設定に気をつけて、衣類を傷ませないようにしましょう。

クリーニングの種類(商業用)

クリーニングの種類(商業用)
5つの基本記号の最後は、円形「◯」クリーニングの種類を表す記号です。

これまでご紹介した記号は、自宅で衣類を手入れする時の指示を表していましたが、こちらの記号は商業用で、クリーニング店が確認するためのマークとなります。

クリーニング店は、〇の中のPやF、Wを確認し、適切な処理方法で衣類をお手入れします。

  • 円形の中に「P」:パークロロエチレンまたはジブトキシメタンもしくは石油系溶剤を使用したドライクリーニングが可能
  • 円形の中に「F」:石油系溶剤を使用したドライクリーニングが可能
  • 円形の中に「W」:ウェットクリーニングが可能
  • 円形の下に「―」:弱い力で洗う(「」の数が増えるほど弱い力で洗濯する必要がある)
  • 「×」の表示があるもの:ドライクリーニングまたはウェットクリーニング禁止

「P」・「F」で示されているドライクリーニングとは、有機溶剤を使用して衣類を洗うことをいい、油性の汚れがついた衣類に向いているクリーニング方法です。

「W」で示されているウェットクリーニングは、クリーニング店による特殊な技術を使った水洗いのことで、プロ専用の設備を使い仕上げまで行います。

こちらは家庭での水洗いができない衣類や、汗や飲食物など水溶性の汚れがついた衣類に向いているクリーニング方法です。

自宅で洗うのが難しい衣類や、洗濯の方法に迷う衣類は、クリーニング店におまかせしましょう。

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まとめ

洗濯表示には規則性があることが、おわかりいただけたでしょうか?

たくさんある洗濯表示ですが、5つの基本記号を覚えておくだけでも意味が理解しやすくなりますよ。

洗濯表示を守ることは、衣類のダメージを防ぎ、長くきれいな状態で着られることにつながります。

クリーニングの洗濯表示がついた衣類は、高い技術をもったプロがいるクリーニング店に依頼してくださいね。

関連リンク:衣類の洗濯表示一覧
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監修者情報

本記事は、クリーニング専門店「フランス屋」のコラム編集部監修のもと執筆されています。長年のクリーニング経験を生かし、正確で実践的な情報を提供しています。

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